私の著作・編纂物について
地歴科 山内英正


『犬養孝揮毫の万葉歌碑探訪』(和泉書院、2007年)四六版、391頁
犬養孝先生の生誕百年を記念して刊行しました。
全国には先生揮毫の万葉歌碑が百三十四基、レプリカ歌碑や撰文歌碑が三基、その他の記念碑が十四基、合計百五十一基あります。 このうち十二基が没後に建立されました。これらすべての万葉歌碑・記念碑の建立の経緯やエピソードをまとめました。
先生の随想も十八編収録しています。全ページ、オールカラー。

『南都明日香ふれあいセンター 犬養万葉記念館 図録』(明日香村教育委員会、2007年)A4版、48頁
奈良県高市郡明日香村岡の旧南都銀行明日香支店を改築し、平成10(1998)年4月1日に犬養万葉記念館が開館しました。
平成19(2007)年4月1日、犬養孝先生の生誕百年を記念して図録を作成しました。
私は編集員の一人として、先生の経歴・著作目録・歌碑目録などを担当し、「犬養孝と万葉故地保存」の一文を執筆しています。


『ちゃんと知りたい!日本の戦争ハンドブック』(青木書店、2006年)
学校現場にはすでに戦争体験者はいません。団塊の世代も去っていこうとしています。
一方では戦争ができる‘普通の国’を目指そうとする声も高まっています。若い世代に向けて、この本は刊行されました。
私は「国民はどのように戦争に動員されていったのですか」「子どもたちは戦時中どのような教育を受けていましたか」の2項目を執筆しています。
戦後生まれの私は、執筆に苦労しました。歴史学習に活用しています。

『嘉摩の風が吹いた日』(嘉摩万葉を学ぶ会、2006年)
2006年11月19日〜20日、福岡県飯塚市で「全国万葉フォーラムin飯塚」が催されました。
会場は昭和初期の芝居小屋「嘉穂劇場」でした。全国から1千人を超える人々が集い、筑豊炭田最盛期の芝居小屋を彷彿とさせるものがありました。
テーマは『万葉集』に「嘉摩三部作」を残した山上憶良であり、私はパネラーの一人として参加しました。この本はフォーラムの記録集です。私が製作を提案したので、編集も手伝いました。私の発言や感想も掲載されています。

『歴史教育・社会科教育年報2006年版』(三省堂、2006年)
私はこの本に「アジア太平洋戦争から戦後史を見据えてー地域掘りおこし分科会の最近の動向ー」の一文を寄稿しています。
地域史に関心が高まった時期は、自由民権運動百年の頃(1981〜84年)や戦後五十年・六十年の節目の頃など何度かあり、現在もその流れは続いています。歴史教育者協議会の十年間の地域掘りおこしの研究成果を紹介しています。


『校史資料集』(発行 甲陽学院高等学校・中学校 非売品)
太平洋戦争開戦の前年(1940年)に創立され、終戦後まもなく廃校となった西宮市の甲陽高等商業学校と甲陽工業専門学校の歴史を記録した校史資料集をまとめました。
戦争の激化に伴い、商業から工業へと変遷し、八年間で両校合わせて九百十五人が卒業しました。 勤労動員や空襲の被害など、戦時下の学舎の姿が伝わってきます。
甲陽学院創立85周年を記念して本学院が刊行しました。


『万葉の歌 大和東部』(発行 保育社)
奈良県東部の万葉故地の解説をまとめました。
「万葉の歌 人と風土」シリーズの第3巻として刊行されました。

『甲陽学院震災記』(発行 甲陽学院中学校・高等学校)
阪神・淡路大震災で被災した甲陽学院の復興の記録を編集しました。
生徒の体験記録文は貴重な歴史の証言です。表紙の時計は1995年1月17日午前5時46分59.5秒で止まっています。現在、震災モニュメントとして保存しています。

『壬申の乱をゆく』(発行 奈良交通)
恩師3人と共に現地講義をまとめました。今はやりの実況中継です。
壬申の乱は672年に起こった大海人皇子と大友皇子の皇位継承権争いです。「資料編」も充実しています。

『旧「宇津保文庫」考古資料目録 瓦編』(甲陽学院創立80周年記念出版)
甲陽学院所蔵の貴重な中世と近世の瓦のコレクションを紹介しています。
この考古遺物は半世紀以上、旧制甲陽高等商業学校(のち、甲陽学院中学校)の図書館の書庫の中に眠っていました。
第T章「旧『宇津保文庫』考古資料の概要と甲陽学院所蔵に至る過程」を私が、第U章「名所旧跡と瓦類」を黒田慶一氏(大阪市文化財協会)が執筆しています。

『犬養孝 万葉歌碑』(発行 講談社野間教育研究所)
恩師揮毫の万葉歌碑123基と関連費11基の解説書を出版しました。
犬養孝先生は全国の万葉故地の景観を守るために尽力されました。先生の随筆と私の歌碑解説とを合わせましたので、437頁の大著になりました。
特別紀要として刊行されましたので市販はされていません。(詳細は、東京都文京区大塚2−8−3、野間教育研究所へ)

『新版 平和博物館・戦争資料館ガイドブック』(発行 青木書店)
兵庫県の五つの資料館、「神戸市立兵庫図書館戦災記念資料館」・「聖イエス会アンネのバラの教会 アンネ・フランク資料館」・「戦没学徒記念 若人の広場」・「姫路市へ岩資料館」・「斎藤隆夫記念館 静思堂」を紹介しました。

『旧「宇津保文庫」考古資料目録 土器編(瓦類補遺)』(甲陽学院中学校・高等学校)
第T章「三宅吉之助の考古遺物収集と文化活動」を私が、 第U章「『なにわの瓦漫遊展』開催記録」を矢野健一氏(辰馬考古資料館)が、 第V章「旧『宇津保文庫』の土器類」を黒田慶一氏(大阪文化財協会)が執筆しております。 まだ残部がありますので、購入希望者は、中学校の事務室へ申し込んでください。送料共で1000円です。


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